2013年2月6日水曜日

今週の一枚 BULLET FOR MY VALENTINE「Temper Temper」

ど真ん中の現代へヴィメタル。

 

音は刺激的。攻撃性もがっつり。

速い曲もふんだんに盛りこまれてる。

 

身も蓋もない表現やけど、いいアルバムです。

ものすごく好きなアルバムと言ったほうがええかな。

 

リフ主体の曲を主軸にしつつメロウなものを間に配置してる構成が絶妙やし、

くわえてリズム隊の心地よさがね。

具体的にはドラムのペダルワークとかスネアの前のりが、もろに好み。

 

真っ先に触れておきたいのは#12かなあ。

 

断言すんのもどうかと思うけど、

あえて断言してしまうけど、

#12はこのアルバムで最強の一曲。

 

のみならず、このバンドのキャリアにおいてもトップクラス。

イントロのえぐいリフ。弾きまくりのリード。

爆走するリズム。それでいてフックも抜群。

 

メタル好きなら熱くなること請け合いです。

個人的には「Scream Aim Fire」と同じくらい、

ひょっとしたらそれよりもいいかもしれん、というぐらい響きました。

 

#12と同系統の曲は、

リードトラックの#3とか#6、

それに#8(この曲のリズムとコーラスワークがまたたまらんのよ)、#9あたり。

 

あとは、冒頭のシャウトとギターソロでの転調が格好いい#1とか

いい具合のフックが効いた#2なんかもおいしくいただけます。

 

これらのリフで攻める曲と対比するようなメロウな曲がまた良くてね。

 

ムードのある前半からギターソロで疾走する#7とか、

叫びに頼らない歌とコードの展開がめちゃ好みな#10とか、

パワーバラード#4とか激しくてメロウな#5とかもいい具合に耳に入ってきてくれて。

 

躍動感とか展開を楽しみたくて常に流していたいアルバムであり、

通しで何周もしたくなる作品。

というのが個人的な印象かな。

 

新世代メタルバンドとかいう括りに対し、

「どうせ音はありがちで、青くて、若いんやろ」という無意味な偏見を抱きがちな、

要するに俺みたいなおっさんリスナーにもお勧めです。

 

しっかし、

叫ぶマットもいいけど、

メロディをきっちり歌ってるときのマットは、

格別にかっこいいね。