2013年4月27日土曜日

今週の一枚 SKID ROW「United World Rebellion Chapter One」

80年代末から90年代にかけて一時代を築いたSKID ROWの、
これはミニアルバムになるんかな、五曲入りのアルバム。
 
リードヴォーカルであるセバスチャン・バックの脱退を機に
聴くことがなくなっていたんやけど、
今回は久々に興味がわいてしまい。
 
だって試し聴きしてみたら
思いっきり俺が好きなSKID ROWの音なんやもん。
 
なんというても#1の、ぐんぐんうねりまくるベース!
重く激しくどろっどろしたリズムに終始するレイチェル・ボランのこのベース!
これぞSKID ROW!
 
セバスチャン・バックもソロアルバムを出しているけれど、
個人的になんか物足りんなあと感じていたのはここなんやろね。
適度に自己主張していながら屋台骨もきちっと支えてて、
パンクでありハードロックであり、それらをない交ぜにして、
新たに構築された、他に似たもののない独自のリズム。
ここにデイブ・スネイク・セイボとスコッティ・ヒルのギターがからむだけで
まごうことなきSKID ROWサウンドになるんやから、あら不思議。
 
しかも、セバスチャン・バックのあとに入ったジョン・ソーリンガーの歌い回しが、
意図的なのか自然体でそうなってしまうのか、
はたまたレイチェル・ボランとスネイクがつくる曲は
最初からそういう歌じゃないといかんみたいに指示されているのか、
おどろくほどセバスチャン・バックっぽくて、
特に「Monkey Bisiness」か「The Threat」かと言わんばかりの曲調#1の歌い出しがね。
言葉は悪いけどまんま。
 
これならセバスチャン・バックなしでもいけるよなあという気もするし、
でもでもやっぱりバズやないとなあという気にもなるし、と
今のジャーニーに対するのと似たような思いになったりも。
 
ただ、この格好良さがたまらんのですよ。
 
イントロが「I Remember You」のような#3では
ジョン・ソーリンガーの個性と言うべきかな、
低い声が魅力的で(この曲がまたいいんだわ)、
今のスキッド・ロウとして聴く分にも、
もちろん当時に「SLAVE TO THE GRIND」アルバムを
聴き倒していたようなリスナーにも、ええで、とおすすめできます。
 
惜しむらくは五曲しか入っていないってことかな。
チャプター1と銘打たれているから次があるんやろうけど、
できればどかんとフルアルバムで聴きたかった。というのも本音。
 
それはそれとして、このど直球ロックンロール。
俺はこういう音がたまらなく好きなのです。