2013年10月2日水曜日

今週の一枚 THE ANSWER「New Horizon」

完全なるおっさんホイホイ。

70'Sの、
ロックがハードロックと呼ばれるようになった頃の音です。
ある意味ではまんまやし、
でも具体的に誰かの模倣というわけではなく、
自然に演奏したらこうなった、という雰囲気がいいんよね。

肩の力が抜けていてブルージーで渋みがある一方、
ハードロックならではの緊張感と楽しさも詰まっていて。

マーケティングリサーチだのということをご丁寧にやっていたら
こんなグルーヴを出せんよと言いたくなる良質の空気感。
個人的にものすっごくツボ。

四人編成のバンドなんやけど、
それぞれの音がきちんと自己主張していて
それでいてがっちりとまとまっていて、
これぞバンドサウンド!ってのも良いのです。

その中でもコーマック・ニーソンの
憎たらしいくらいに上手い歌は、
どうせ若い連中が真似っこで70'Sっぽいことやってるだけなんやろ?などと
したり顔で言いたくなるおっさんども(俺みたいなのね)にこそ
聴いてもらいたい。
飛び抜けて上手いから。ホントに。

どこぞで試し聴きの機会がおありなら
骨太の#1から続くハードロックのダイナミックな音を愉しみつつ、
#4でメロウだけれど苦い大人のロックを堪能したのち、
粘っこく土臭い#7、ハイライトの#10などを堪能してもらえれば
だいたいご理解いただけるのではないかと。

で、もし気に入られた場合は、
2006年発売のものになるけれど
1stアルバム「RISE」に収録されている名曲「Be What You Want」に
さかのぼっていただけたら幸い。
ポップなのに泣けるんです、この曲。