2016年3月5日土曜日

週刊文春取材時の話をちょこっとだけ

今週発売の週間文春にインタビューが掲載されているのは
ツイッターで報告しましたが、そのときの反省などを。

当日は、我ながら呆れるほど質問に対しての回答がとっちらかっていて、
びっくりするほどあっちゃこっちゃ行っていたわけですよ。

事前に、
せっかく週刊文春に載るんやからこういうことは言いたい!などと
余計な準備をしていたせいで、
質問に答えなくちゃという意識と、これ言いたいという衝動と、
あかんどんどん脱線してる!という焦りとで、
それはもうしっちゃかめっちゃかで。

そんな中、小説におけるアクション描写の話で、
ついというか、完全なる本音なのですが
「アクションがごちゃっとしている小説は嫌いだ」と
はっきり言っちゃったわけなのです。

せっかく表で喋る機会なんだからもうちょっと言葉を選べばいいのに、
などと思いながらも口をついて出てしまったんだがらしょうがない。

そうしたら、質問者である週刊文春の編集氏は
間髪を入れずどころか語尾にかぶせて「僕もそうです」と。

なんかね。そんな勢いで同意されると思ってもいなかったから、
ちょっと戸惑ってしまって。

でもね、
あとから考えると、あそこでもっと踏みこんだら盛りあがったのになぁと。

結局、どんなに常識人を気取ってあたりさわりのない言葉を並べたって、
俺の正体はこんなんやねんし、
好きなものは好き、嫌いなものはとことんまで嫌いって言うてしまう性格やし、
ゆえに他者からの評価も好き嫌いがはっきり分かれるし、
そういうのは作品にもにじんでいるわけで。

もっと本音で話してもよかったんやなあと。
必要以上に言葉を選んでも、らしくなかったなあと。

もう少し場慣れしていけば、
言うたらあかんことは避けつつ、
いい具合にもっと好き勝手に喋れるようになるんやろか。
あるいは萎縮する?

いずれにせよ、いい経験をさせていただきました。
関係各位に心より感謝申しあげます。
これは言葉を選んでいるわけではなく心から。
媒体に取りあげてもらわないと知ってすらもらえないんやもん。

めちゃめちゃ苦労して書いたから、
一人でも多くの方に手に取って読んでほしいわけです。
それはもう渇望という域で。

現在最ももりあがっている週刊誌に取りあげてもらったことを機に、
今よりもうちょっと認知されればいいなあという本心を最後に記しつつ
土曜の夜なので日本酒を飲みます。